先日の豪雨、大変でしたね…。
実は我が家のすぐ近くが被災地になってしまいました。
写真は街の重要な幹線道路をふさいだ流木や泥水です。
歩いて5分ほどの場所で、もう、衝撃でした…。
被災した我が町
7月6日、金曜の夜。一晩中激しい雨の中、消防車や救急車のサイレンを聞きながら自宅で不安な時間を過ごしました。
すでに近所で土砂災害が起きて避難指示も出ていたのですが、なんと避難所が浸水…もう一つの少し遠い避難所は土砂災害…。
とりあえずまだ家も新しいので頑丈であろうし、2階でなるべく過ごしながら雨が弱まるのを待っていました。
翌朝。
幸いなことに我が家の周辺は全く被害が無かったのですが、歩いて数分の範囲ではものすごい被害が…。
普段はちょろちょろの川が氾濫して、見える範囲でもたくさんの家屋が浸水していました。
もう、「衝撃」しかありませんでした。
初めての被災地ボランティア
さすがにいたたまれない状況だったため、被災から4日目、「耕す母」の見守り担当とWEB担当の二人でボランティアに行って参りました。はじめての被災地復興ボランティアです。
ネットで、ボランティアの受付を地域の集会所でしているという情報をキャッチしました。
粉塵が飛んでいたり、ぬかるみが多いため、装備も完璧にしてみました。
あと、暑さ対策も。
・長袖長ズボン
・長靴
・水筒
・ゴム手袋
・帽子
・マスク
・アイスノンを中に巻いたタオル(首に巻きました)
こんな感じです。
とりあえず朝ごはんをしっかり食べ、いざ出陣。
歩いて約10分の集会所へ向かうと、福祉協議会の人が受付にいらしたので「ボランティア希望」と告げると、用紙に名前を書くよう指示を受けました。
その後、「あの集団について行って」と指示されたので、集団に合流してとあるお宅へ向かいました。
そのお宅には濁流が1階の床上1mまで流れてきたそうです。
もう、めちゃくちゃでした。
私たちに課せられた仕事は、庭にたまった高さ約50cmのどろの始末でした。
まず、スコップで泥を掘ります。
けっこう重労働。
男性陣が頑張っていました。
その泥を土嚢袋に入れます。
泥の入った土嚢袋の口を結び、バケツリレーの様に庭から道の片隅に出します。
道の片隅には、どんどんと土嚢袋が積まれていきました。
おそらく午前中だけで100以上の土嚢袋が積まれましたね。
とにかくすごい重労働でした!
ボランティアのベテランさんがけっこういらして、20分に1度はみんなで必ず休憩を取りました。
しっかり水分補給したり、日陰で休んだり。
私達は麦茶を持参していたのですが、途中で一度スポーツドリンクをいただいて…
普段のまないのですが、こんな時は非常においしいですね~。
ボランティアにはいろいろな場所から来ていて、学生さんもいました。
頼もしいです。
大変ですが、満足感は半端なく得られ、汗もたくさんかいて気持ちよかったですよ。
慣れない作業と暑さで無理をして倒れてはかえって迷惑なので、午前中のみの作業としました。
短い時間ですが、ちょこちょこ行けると良いなぁ。
家に帰ってからの作業
土砂と格闘した衣類は、大変なことになってしまいました。あまり大きな声では言えませんが、今回作業をしたお宅では下水の臭いがしていました。
上下水が入り混じった汚濁なので、仕方がないですね。
そんなこともあり、帰宅後すぐに長靴を洗浄、脱衣所にある勝手口から直接お風呂に向かい、そこで衣類を脱いで泥を落としました。
畑作業のために作った脱衣所の勝手口がこんな時に役立つとは…。
被災地復興ボランティアでは熱中症や感染症など様々なリスクがあることを身をもって学びました。
幸い私たちは、無事、1日目のボランティアを終えることができました。
ただ…翌日に筋肉痛は発症しましたが…。
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被災地ボランティア、お疲れ様でした。想像を絶する大量の土砂ですね‼よくぞ過酷な現場に足を踏み入れたと、同年代の私の最大限の賛辞です❗自分は、交通手段もなく気力も萎えるこの暑さ、行けなくてごめんなさい‼
返信削除ありがとうございます!私も歩いて行ける距離でなければ、正直行っていないと思います…。疲れたら歩いて帰宅すればいいので、安心して炎天下で作業ができました!前回の、ちょっと遠方の災害では何もできなかったので、今回は我が家の出番かな、といったところです。
削除素晴らしい‼自主的なボランティアは他人の為ならず自分のためにもなっていると確信しています。
返信削除ありがとうございます!まさにその通りで、ある種の充実感が「半端ねえ」です。
削除敵は熱中症と感染症。気を付けて頑張りたいと思います。
お疲れ様でした。少しでも、手伝ってもらうと非常に助かります。是非出来る範囲で協力してください。
返信削除我が地域は、家屋や人名には大きな被害がなかったですが、いたるところで水路が埋まりました。かなり大規模でないと行政支援(災害復旧工事)の対象とならず、自己責任で土砂をとらねばなりません。私たちの水路(下幅60cm上幅90cm深さ80cm長さ100m)を、14日、15日、16日と地域総手で作業しました。何とか100mは除去しましたが、まだ下流には30cm以上の土砂が150mくらいあります。
とりあえず水が流れるようになったので、休憩です。出穂時期の大切なときに、渇水になったらと心配でしたが、クリヤしました。
それはそれはお疲れ様でした!
削除行政が動いてくれないのは、きついですね…自己責任って…。
でも目途が立ったようでよかったです!
ウチの畑も、豪雨であれだけ降った雨の恵みはすでになし。猛暑にやられそうな作物の水やりにいそしんでおります(畑担当が)
極端な天候に振り回されますね。