昨年の秋に天地返しで土づくり、そして春

自然農法の天地返しで土づくり

昨年の秋に、天地返しを行いました。
天地返しとは一般的に土の下の部分と上の部分をひっくり返す作業ですが、自然農法では少し違うようです。

写真は、畑に穴を掘った時の写真です。
自然農法の先生に勧められて、独自解釈も踏まえながらがんばって掘りました!
(男手が;)

昨年秋にはまだブログを書こうなんて考えていなかったので、
天地返しの写真は無いから記事にできないなぁ、とおもいきや!!

写真がありました!

今回は、写真でつづる、ウチの畑の天地返しです。



天地返し まず掘る

ウチの畑の天地返し、期間は、昨年9月から、2か月かけて行いました!
天地返しは、一般的に言うと畑の土の下と上をひっくり返す作業です。
ただ、自然農法では違います。
ゆっくり説明をします。

まず、掘ります!


何を持って掘ったかと言えば、スコップです。
深さは40cm!!
もう、大変な作業です。
でも、掘ったのは男手ですが…。

結構巨大な穴ですが、これを12個作りました。
なぜこんな苦労をしたかと言えば、我が家の畑で、作物がうまく育たなかったからです。

私(たち)には自然農法の先生(師匠ともいう)が、何人かいてくれます。
昨年、その方たちとゆっくり話すことがあり、質問をしたところ、
自然農法の基本について教えてくださいました。


自然農法に大切なのは、
水分と温度と土の柔らかさ 

逆に言えば、それさえきちんとなれば作物は育つ
そう考えるのが自然農法


まだ土ができていないウチの畑では作物が根を張ることができない。
だから、天地返しで土を柔らかくし、保水力を高め、空気を混ぜ込んで保温力も高めよう、ということです。

未来の豊作に向けて、頑張って掘った、というわけです。


天地返し 腐葉土などを入れる

土を柔らかくするために、掘った場所に腐葉土を入れました。


この腐葉土は、市が管理する公園の落ち葉を、市が集めて7か月間寝かしたものです。
条件はありますが、ウチの自治体では家庭菜園をしている人なら無料でもらえます。

また、別の穴には落ち葉や枯れ草を敷き詰めました。

子供たちが穴に敷いた落ち葉を踏みつけて遊ぶ…この写真しかなかった。
「葉っぱのお風呂」と喜んでました。

落ち葉は近所の山から取ってきました。
もちろん取ってもいいところから。
枯草は、畑の自給自足です。

落ち葉や枯れ草は時間とともに腐葉土になり土の中の微生物といっしょに土を作り上げます。
それにより、自然の土ができるそうです。
ウチの畑の目指すところです。


天地返し 上から土を高くかぶせる

最後に土を戻します。
土は柔らかい土にするために細かくしてもどします。
そのために、すべて、大きめの目のふるいにかけました。

ウチの畑は粘土質の土もたくさんあり、そういったのは畑の周辺にすべて移動させました。
もう、大変 "(-""-)"


そして!出来上がった姿が、こんな感じです。


何ブロックか、盛り上がっているのがわかりますか?
天地返しをした以外の場所は通路で、落ち葉を敷き詰めました。

感無量であります。


あれから半年。
そろそろ天地返しをした場所に作物がなりはじめました。

とりあえず、キヌサヤの根の張り方が、昨年と違います。
 参考記事;『早く種まきをした きぬさや』

今年からの家庭菜園が、ますます楽しみです。


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