ピーナッツの花です。
小さく黄色い花が、ピーナッツのキレイな緑の葉に映えます。
ピーナッツの花が美しく咲くのは1日だけ。
花が咲いた後には、なにやら黒いつまようじのような棒を生やします。
そして、その棒はやがて…。
昨年はウチの畑で、初めてピーナッツを植えて実を収穫しました。
今年は昨年の実を種として植え、育てています。
ピーナッツの育て方、前編。
種植えから黒い棒が伸びるまで、です!
昨年取れたピーナッツの種を植える
昨年取れたピーナッツの実は殻ごと保管。キッチンの隅っこで、網に入れてつるしてひと冬越しました。
で、4月。
いよいよ種植えです。
まずはピーナッツの殻をむいて中の種を取り出します。
水を張ったボールに入れて一晩浸けます。
発芽しやすくするためです。
翌日、4月28日。
苗づくりをはじめます。
ポットに 畑の(自己流)自然農法の土を入れ、種を置きます。
畑の(自己流)自然農法の土を、表面にかぶせます。
このポットを8つ用意しました。
その後発芽までは毎日水をやりました。
上が乾いたらやる、感じです。
ピーナッツの発芽、苗ができて、いよいよ畑デビュー
種を植えてから約半月、5月14日のピーナッツの様子です。けっこう芽が出てきました。
さらに5日後、わさわさに。
苗ができました。
さあ、元気な苗ができたので畑に植えます。
苗は、こんな形状です。
ちょっと1つ、抜いてみました。
ここで、想像してください。
ピーナッツの種って、二つに割れますよね。
落花生の芽はその間から出てきます。
で、数日でこんなに大きくなるわけです。
すごいパワーですww
さて、いよいよ畑に移動します。
まず植える場所に軽くコンポストの土を混ぜます。
参考記事:コンポスト1
参考記事:コンポスト2
そのあと苗を植える穴をあけ、その中に水をたっぷり投入。
で、ポットから優しく取り出した苗を入れます。
優しく土をかぶせて、1つ目終了。
さらにどんどん植えて、かわいい子どもピーナッツの畑ができました~(^_-)-☆
この段階で一般的にはマルチをかけ、ネットを張るらしいですが、我が家では何もしません。
自然のままで勝負!デス。
ピーナッツはどんどん成長、花と子房柄が出てきた!
苗を植えて約半月後、大きくなりました。お世話は水やりのみです。
1日1回やりました。
他は、土の栄養です。
あ、たまに気が向いたら(撮影用に)雑草を抜きます(笑
7月28日にはこんな具合に。
この少し前から、今回の冒頭の写真のような花が咲き始めます。
花が咲くのは1日だけ。
毎日いくつか花が咲きますが、なかなか花ざかり~という感じにはなりません。
でも、十分かわいいです。
花が咲いた後、子房柄がにょきっと出てきます。
子房柄、読み方はしぼうへいです。
子房柄とは、黒いつまようじのような棒 。
写真の、下に垂れ下がっているのが子房柄、わかりますか?
もう1枚。
子房柄が下へどんどん伸びて、落花生の実をつけるのです。
その様子は、ピーナッツの和名の由来でもあります (^_-)-☆
これについては、のちほど。
ピーナッツの土寄せ、そして子房柄がにょきにょき伸びました
ピーナッツも、ジャガイモと同様土寄せをします。参考記事:ジャガイモ土寄せ
土寄せは7月末と8月半ばの2回行いました。
こちらが1回目。
わかりずらいですが、下の茎の部分が土に埋もれました。
で、2回目。
スコップで土を盛っていきます。
けっこう埋もれました。
さて。
ピーナツの土寄せは、ピーナツの和名と関連があります。
ピーナツの和名は「ラッカセイ」
漢字で書くと「落花生」です。
なぜ「落花生」と呼ばれるようになったか。
それは落花生の実の付き方に由来します。
落花生は花が落ちた後、子房柄をどんどん下に伸ばして(落として)、土の中に実を作るからです。
つまり落花生の土寄せは、子房柄に土を寄せるために行います。
また子房柄が伸びて良い実をつけるためには、柔らかい土が好まれます。
土寄せをすることで、子房柄が伸びる環境を整えてやるのです。
ではここで、盛り土をした数日後の、「子房柄」 をご覧いただきましょう。
矢印の部分にご注目。
土寄せによって近くなった土に、子房柄がダイブ!
突き刺さっています!('ω')
似たような写真ですが、もう1枚。
正直を申しますと…今、この記事を書いておりますワタクシこと『耕す母』ウェブ担当は、初めてピーナツが育つ姿を見ております…。
ピーナツが地中に実を付ける姿を目にし、興味津々です!!
地中に潜った子房柄は、この後、地中においしいピーナツを付けます。
その模様は後編で!
わたしも楽しみです。
最後に、8月半ばの元気なピーナツの葉。
きれいです!(*^▽^*)
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