右の長ぼそい緑色の植物は、竹ではありません。
これは、シランの芽です。
シランの花、ご存知ですか?
シランは漢字で紫蘭と書き、ランの一種で、すごくシンプルで愛らしい花をつけます。
亡くなったおじいちゃんが大好きだった花で、もうかれこれ50年、引っ越しを経験しながら同じ株で育て続けています。
ランの仲間と聞くと、育て方が難しそうに思うかもしれませんが、とても簡単です!
何もしていません!
そんなシランの1年を、追って紹介していきます。
今回は、芽吹きから葉の成長までです。
春に出てくる、シランの小さな芽
晩春から初夏にかけて花を咲かせたシランは、秋ごろ、枯れて葉が茶色になります。水分がぬけるようにカラカラになって、やがて地上から見えなくなります。
冬の間は地下に株だけがある状態でです。
やがて春になると、小さな芽を地表に出すのです。
3月のはじめに撮影した写真です。
今年の冬は特に寒く、枯れてしまった植物も多かったのでこうして芽が出てきてくれて感慨もひとしおです。
シランは宿根で、赤と白の花をつけます
ここから10日くらいすると、葉の色で花の色が推察できるようになります。こちらのシランは、白い花をつけます。
で、こちらが赤のシランです。
葉の淵や、根元が違いますね。
シランは宿根で、とても強い植物なのでどんどん広がって増えていきます。
一応シランの場所は決めてあるのですが、他を圧倒し始めたら、シャベルで掘って間引いてやります。
運よく欲しがる人がいてくれればあげたりもしますが、まあ、タイミング次第では…心苦しいですが、ねぇ。
そして3月末の、現在最新のシランがこちらです。
これは赤の花をつけるほうですね。
そして白。
大きくなりました!
文頭にも書いたように、こんな感じでシランはほぼ放置状態です。
自分で毎年花を咲かせるいい子。
初心者の方が育てるには本当にお勧めです。
シランは切り花にも使いやすいので、花の時期には家の中でも重宝しています。
扱いやすい花で、今年も咲くのが楽しみです。
咲いたら、またUPしますね!
追記
咲きました!
参考記事:『シラン つぼみと開花』 4/7
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