イチゴの育て方(2)・クラウンを出して、中耕します。

イチゴの育て方、クラウンを出して中耕する
いちごの花、毎年4月中旬に咲きます。
かわいいですよね~。
実もかわいい、花もかわいい、食べておいしいの3拍子です。

このいちごの株とは数十年のおつきあいで、引っ越しも一緒でした。
毎年小ぶりな、でも美味しい実をつけてくれます。

そして、毎年こちらの創意工夫も(おそらく)向上しており、今年は一層元気な実をつけてくれることを期待しています。

ということで、イチゴの1年を追っていきたいと思います。




イチゴの苗の初春の準備 クラウンを出す

昨年の秋、イチゴの苗の孫を、次年のイチゴ畑の場所に植え替えました。
(『イチゴの苗の孫』については、秋に写真付きでお伝えします。)

植え替えるときにクラウンが土にかぶらないよう注意しながら作業をしたのですが、冬を越し、春になった今、見ると土をかぶったクラウンもたくさんありました。

クラウンとは、下の写真の、指をさしているところです。


中央に、見えますか?
茎が分かれている場所です。
クラウンは生長点で、大切な場所です。

今日は冬を越す間に土をかぶってしまったクラウンを、地上に出してやる作業をしました。

土をかぶってしまったクラウンはこんな感じです。

秋に植え替えた時は、もちろんクラウンに土がかぶらないように注意しながら作業をしました。
が、どうしても雨風により、時間が経つと土をかぶってしまいますね。

苗は約20あるので、丁寧にクラウンを地上に出してやりました。


中耕をして、自然農法式に見守る

クラウンを出した後、中耕をしてやります。
中耕とは、苗と苗の間を耕して土中に空気を取り込む作業です。

根が元気になるそうです。
肝心の根を傷めないように、小さなくわで慎重に耕しました。

中耕まで済ませたら、通常の慣行農法では追肥をしてマルチをかぶせるそうですが、ウチの畑ではしません。
自然農法の先生いわく、
「イチゴの追肥はいらないし、マルチは自然のものではないから使用しない」
だそうです。

マルチも石油製品と考えると自然のものですが…と一瞬考えたへ理屈はわきに置いて。
マルチの代わりのわらを敷きます。

何となく、見栄え的にも、マルチよりわらの方が優しい気がします。
じっさいマルチは無機質な感じがするので、そういう点からも自然農法ではない印象ですね。

そうそう、近所のお友だちがウチの畑を見て、絶賛していました。

「黒いビニールとか、人工的なものが見えないのが素敵!
 N〇Kで見た、海外の素敵なガーデンのような畑みたい!」
だそうです。
(* ̄▽ ̄)フフフッ♪

今後はこの『クラウン』からの成長をみまもりつつ、例年どおりであれば5月くらいから約1ヶ月、収穫できます。
そのままでも美味しいですが、毎年このいちごで作るジャムを、家族が心待ちにしています。
楽しみです。


追記
クラウンを地中に出して、1週間後の写真です。

しっかり大きくなってました!
まずは開花が楽しみです!


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